「こんなアプリ画面、さっと作れたらな」と思ったことはありませんか?
デザインツールを開いて、パーツを並べて、色を調整して……それだけでかなりの時間がかかります。Google が2025年5月に発表した Stitch は、テキストで説明するだけでUIデザインを自動生成してくれるツールです。
今回はこのツールを実際に触ってみた感想を、かたてま目線でお伝えします。
かたてまポイント — まずここだけ読んで
ツールの基本データ
| ツール名 | Google Stitch |
| 提供元 | Google Labs |
| 料金 | 無料(Standardモード月350回 / Experimentalモード月200回) |
| 日本語対応 | あり(一部制限あり) |
| アクセス | stitch.withgoogle.com |
| 発表 | Google I/O 2025(2025年5月) |
| 最新アップデート | 2026年3月(無限キャンバス・5画面同時生成) |
一言で言うと
「頭の中のアイデアをUI画面に変換してくれる、Googleのバイブデザインツール。」
デザイナーでなくても、プロトタイプレベルのUIがテキスト入力だけで作れる。
かたてまひとこと: 日本語プロンプトでも動きます。ただし生成されるUIのテキストが英語になることがあるので、そこは手動修正が必要。完成品というより「たたき台ジェネレーター」として使うのが正解。
Google Stitch とは
Google Stitch は、Google Labs が開発した AI 搭載のUIデザイン自動生成ツールです。テキストで「こんな画面が欲しい」と書くだけで、アプリやWebサービスのUI画面を自動で生成してくれます。生成物はHTMLコードとして出力したり、Figmaに直接エクスポートしたりすることもできます。
内部では Gemini を使っており、2つのモードがあります。
| モード | 使用モデル | 特徴 |
| Standard | Gemini 2.5 Flash | 高速・シンプルなUIに最適 |
| Experimental | Gemini 2.5 Pro | 高品質・画像入力にも対応 |
2026年3月の大型アップデートで、無限キャンバス・音声入力・5画面同時生成など、大幅に機能が拡張されました。
実際の使い方(3ステップ)
Step 1: アクセスしてログイン
stitch.withgoogle.com にアクセスし、Googleアカウントでログインするだけ。インストール不要、完全ブラウザ動作です。
Step 2: テキストでUIを説明する
入力欄に作りたい画面のイメージを書きます。日本語でも入力できますが、英語の方が精度が高い傾向があります。
資格勉強の進捗を管理するスマホアプリのホーム画面。
今日のタスク、達成率グラフ、スタックランキングを表示する。
シンプルで落ち着いたデザイン。
Step 3: 生成・調整・エクスポート
数秒でUI画面が生成されます。気に入らない部分はテキストで追加指示して修正可能。完成したらHTMLコードとして書き出すか、Figmaにエクスポートできます。
できること・できないこと
できること
- テキスト1行からUIモックアップを生成
- 画像・手書きスケッチを元に変換
- 5画面分の連続したフローを一括生成
- HTMLコード出力・Figmaエクスポート
- 既存URLのデザインシステムを抽出
- 音声で画面に指示
注意点
- 生成UIのテキストが英語になることがある
- 複雑な動的機能は再現できない
- 毎回同じ結果にならない
- Google Labs のため仕様変更リスクあり
こんな人に向いている
- アプリや Web サービスのアイデアを素早くプロトタイプ化したい
- デザインツールを使いこなせないが、画面イメージを共有したい
- LP や管理画面のたたき台を素早く作りたい
- AI ツールをとにかく触って試してみたい
逆に、デザインの細部まで作り込みたい場合や本番用のコードが必要な場合は、Figma・v0・Lovable などのツールとの使い分けが現実的です。
まとめ
Google Stitch は「アイデアをビジュアル化するスピードを劇的に上げてくれるツール」です。完成品を作るというよりも、ゼロからイチのたたき台を爆速で作るのに向いています。無料で試せるので、気になるアイデアがある方はぜひ一度触ってみてください。
| 手軽さ | ★★★★★ |
| 生成品質 | ★★★☆☆ |
| 日本語対応 | ★★☆☆☆ |
| 無料でできること | ★★★★☆ |
| 継続利用価値 | ★★★☆☆ |
最終更新: 2026年4月 / 出典: Google Labs, stitch.withgoogle.com
