本記事では国家資格の、『浄化槽管理士』について紹介するにゃん。
そもそも『浄化槽』に馴染みがあんまり無いぎゃお…。
『浄化槽』とは、僕たちの台所やトイレから出た水をキレイにする機械のことで、主に下水道が通っていない地域の家庭に埋まってるにゃん。
ということは、浄化槽は小さな下水道ぎゃお!
規模の大小はあれど、そんなイメージを持ってもらっても大丈夫にゃん!
浄化槽は馴染みが薄いかもしれないけど、水環境を守る上でとても大切な役割を担っているにゃん。それを管理する資格だから、資格自体の存在意義もとても高いにゃん。
ポイント
- 浄化槽管理士は国家資格であり、業務独占資格!
- 浄化槽管理士の仕事は、『浄化槽の保守点検』
- 問題は択一のみだが100問と多い
- 過去問演習あるのみ!解説は『TAMAYA』などで
ぽんぽこ。セレクト これで合格!
まず始めに、資格合格に繋がった勉強方法を紹介します!
筆者自身は独学で合格しています。
勉強に使用したのは、過去問集1冊と『TAMAYA』というサイトです。
1~2ヶ月の勉強時間で合格基準に達することができます。
誰かの参考になればと思います!
参考書
私は水処理業界で務めた経験があったため、1ヶ月も掛からず試験準備をすることができましたが…初学者には厳しい試験だと思います。
理由をはっきり言えば、『参考書がほとんど無い』からです。Amazonなどで検索しても過去問題集しか満足に出てきません。
しかし逆に言えば、過去問をひたすら解けば合格します!
問題のパターンはかなり限定されており、3年分もすればかなり答えに近づくと思います。理解を深めたい気持ちも分かりますが、それで勉強時間を確保できなければ元も子もありません。
無心に問題集を消費すること、それがこの試験の近道と言えます。
TAMAYA
[st-card-ex myclass="" url="http://www7b.biglobe.ne.jp/~yytamaya/" target="_blank" rel="nofollow" thumb="" label="" name="" bgcolor="" color="" readmore=""]とは言え、何もない状態からスタートするのはかなり苦労します。そこで、私自身も大変お世話になった『TAMAYA』様という、「浄化槽管理士」と「浄化槽設備士」に特化したサイトを下記に紹介しますのでそちらで学習を深めて下さい。
何度も言いますが、最後はどれだけ過去問を解き、『問題文と正解との繋がり』を覚えるか、です。
浄化槽管理士 資格試験概要
資格種別 | 国家資格 業務独占資格 |
受験資格 | なし |
難易度 | ★★★☆☆ |
オススメ度 | ★★☆☆☆ |
勉強時間 | 1〜2ヶ月 |
勉強方法 | ①過去問 ②TAMAYA様での学習 |
(2021)試験日程 | 10月24日(日) |
(2021)願書受付期間 | 7月1日(木)〜8月10日(火) |
(2021)合格発表 | 試験終了後2ヶ月以内 |
(2021)受験地 | 宮城県・東京都・愛知県・大阪府・福岡県 |
(2021)受験料 | 20,200円 |
備考 | 問合せ先:日本環境整備教育センター |
浄化槽管理士とは?
その名の通り浄化槽の管理ができる唯一の資格
『浄化槽管理士』は浄化槽法に基づき定められている国家資格です。
まず、『浄化槽』という言葉自体に聞き覚えが無い方が多数かもしれません。簡単に言えば各家庭(やお店)単位に設置されている排水処理装置で、小さい下水道のようなものを想像して貰えれば分かりやすいと思います。
そして浄化槽管理士の仕事は、『浄化槽の保守点検』となります。浄化槽法では浄化槽管理士のみがこれを実施できるとしています。なお、ここで言う浄化槽の保守点検とは、点検や調整、修理のことを言います。
簡単に言えば、浄化槽の定期メンテナンスを実施するのが浄化槽管理士です。車でイメージすると分かりやすいですが、ディーラーなどで6か月点検や1年点検で自分の車を見てもらうことに似ています。
浄化槽管理士の有資格者が浄化槽をきちんと管理しているからこそ、キレイな水資源が保たれているというわけですね!
浄化槽管理士になるルートは2通り!
浄化槽管理士になるためには、
- 国家試験に合格
- 講習による資格取得
の2通りがあります。
なお本記事は資格試験の紹介であり、講習については以下に記載するのみとします。
詳細はリンクを参照して下さい。
講習時間 | 13日間(80時間) ※一部免除有 |
受講料 | 129,700円 ※免除による割引有 |
受講資格 | 学歴、実務経験等の資格要件無 |
リンク先 | 日本環境整備教育センター |
浄化槽管理士試験はどんな試験?
択一問題のみだが、問題数は100問
問題構成は択一問題のみです。
試験当日は午前・午後のセクションに分かれ50問ずつ解答することになります。
一見多いように思えますが、その分同じような問題も出題されますのでしっかりと傾向を掴むようにしましょう!
なお合格に必要な正答率は毎年変わりますが、62%前後となっています。
受験資格は無し!誰でも受験可能!
2020年度の受験実施スケジュールを以下に記載します!
試験日時 | (令和2年) 2020年10月25日(日) |
受験手数料 | 20,200円 |
受験資格 | 学歴、実務経験 無 |
受付期間 | (令和2年)2020年 7月1日(水) ~ 8月7日(金) |
リンク先 | 日本環境整備教育センター |
浄化槽業界には必須の資格!
最後になりますが、浄化槽業界で働く人にとっては『浄化槽管理士』はとても大事な資格となります。
また、浄化槽業界だけでなく水処理に携わる会社員や公務員の方々、実際に浄化槽をご家庭で使用されている方々にもオススメかもしれません。
受験料は少し高いですが、受験資格が無い国家試験ということで挑戦してみる価値は大いにあります。
- 浄化槽業界に働く人は必須
- 水処理に携わる会社員や公務員も持っておいた方が良い
- 実際にご家庭で浄化槽を利用している人にオススメ
これ読んどくぎゃお!
国家資格です!
一般の方にとってはそこまで重要な資格ではないためオススメ度は少し低いですが、業界ではとても重要な資格です。
受験料が高いのがネックですね…それでも新入社員や浄化槽・水処理業界への転職を考えている人にはオススメです!