本記事では国家資格の、『浄化槽設備士』について紹介するにゃん。
『浄化槽管理士』という資格もあったぎゃお…名前似とるぎゃお。
『浄化槽』を扱う国家資格としてはどちらも同じにゃん。使用中の浄化槽の管理をするのが『管理士』、使用できるように工事に携わるのが『設備士』にゃん。
ポイント
- 浄化槽設備士は国家資格であり、浄化槽設置業者は必置
- 浄化槽設備士の仕事は、『浄化槽設置工事の実地監督』
- 実務経験は必要
- 学科試験は4択問題で、難易度は低め
- 過去問演習あるのみ!解説は『TAMAYA』様などで
ぽんぽこ。セレクト これで合格!
まず始めに、資格合格に繋がった教材を紹介します!
筆者自身は独学で合格しています。
勉強に使用したのは、参考書1冊と『TAMAYA』というサイトです。
1~2ヶ月の勉強時間で合格基準に達することができます。
誰かの参考になればと思います!
参考書
私は浄化槽管理士の勉強を事前にしていましたので、実質2週間程度の勉強で済みました。4択問題で問題のバリエーションも少ないため、初学者でも1.5ヶ月しっかりと学習すれば合格の見込みはあると思います。
なお、浄化槽管理士同様、『参考書がほとんど無い』状態です。
しかし逆に言えば、過去問をひたすら解けば合格します!
問題のパターンはかなり限定されており、3年分もすればかなり答えに近付くと思います。理解を深めたい気持ちも分かりますが、それで勉強時間を確保できなければ元も子もありません。
無心に問題集を消費すること、それがこの試験の近道と言えます。
TAMAYA
[st-card-ex myclass="" url="http://www7b.biglobe.ne.jp/~yytamaya/" target="_blank" rel="nofollow" thumb="" label="" name="" bgcolor="" color="" readmore=""]とは言え、何もない状態からスタートするのはかなり苦労します。そこで、私自身も大変お世話になった『TAMAYA』様という、「浄化槽管理士」と「浄化槽設備士」に特化したサイトを下記に紹介しますのでそちらで学習を深めて下さい。
何度も言いますが、最後はどれだけ過去問を解き、『問題文と正解との繋がり』を覚えるか、です。
浄化槽設備士 資格試験概要
資格種別 | 国家資格 業務独占資格 |
受験資格 | あり |
難易度 | ★★☆☆☆ |
オススメ度 | ★★☆☆☆ |
勉強時間 | 1〜2ヶ月 |
勉強方法 | ①過去問 ②TAMAYA様での学習 |
(2021)試験日程 | 7月4日(日)12時30分〜17時10分 |
(2021)願書受付期間 | 4月5日(月)〜5月21日(金) |
(2021)合格発表 | 9月中旬 |
(2021)受験地 | 宮城県・東京都・愛知県・大阪府・福岡県 |
(2021)受験料 | 22,500円 |
備考 | 問合せ先:日本環境整備教育センター |
国家資格であり、業界ではとても重要な資格です。
受験資格も有り、一般の方にとっては馴染みが少ない資格ということでオススメ度は少し低いです。受験するほとんどの方は、施工・浄化槽業界の方だと思います。
四択問題という点もあり、五択の浄化槽管理士よりも難易度は低めです。
浄化槽設備士とは?
実地の監督と、営業所への設置義務
『浄化槽設備士』は浄化槽法に基づき定められている国家資格です。
まず、『浄化槽』という言葉自体に聞き覚えが無い方が多数かもしれません。簡単に言えば各家庭(やお店)単位に設置されている排水処理装置で、小さい下水道のようなものを想像して貰えれば分かりやすいと思います。
そして浄化槽設備士の仕事は、『浄化槽設置工事の実地監督』となります。
浄化槽法では、①浄化槽の設置工事には、国家資格である浄化槽設備士の実地の監督が必要で、また、②浄化槽工事業者は、浄化槽設備士を置かなければならない、としています。
浄化槽使用開始からの管理は『浄化槽管理士』の仕事になりますが、その浄化槽を使用できるように工事するのは『浄化槽設備士』の仕事になります。
浄化槽は上にも述べたように水環境を綺麗にする大切な機械です。浄化槽の特性を知り、十分に機能が発揮できるよう施工にも注意が必要となります。
浄化槽設備士になるルートは2通り
浄化槽設備士になるためには、
- 国家試験に合格
- 講習による資格取得
の2通りがあります。
なお本記事は資格試験の紹介であり、講習については以下に記載するのみとします。
詳細はリンクを参照してください。
講習時間 | 5日間(37時間) ※一部免除有 |
受講料 | 86,700円 ※免除による割引有 |
受講資格 | 1級又は2級管工事施工管理技士の資格を有する者 |
リンク先 | 日本環境整備教育センター |
浄化槽設備士試験はどんな試験?
学科試験(4択)と実地試験
学科試験と実地試験の組み合わせとなります。
学科試験は4択と難易度は低めです。
実地試験に関しても、ほぼ同じ問題が使い回されているため対策は容易と思います。また図面描画などは無く、文章を書かせる問題のみとなっています。
受験資格有り!
受験に当たって、下記のうち何かの受験資格を満たす必要があります。詳細はリンク先を参照してください。
受験資格 A | 学歴と必要な実務経験年数 |
B | 建設業法による1級又は2級管工事施工管理技術検定に合格した者 |
C | 職業能力開発促進法(旧職業訓練法)による技能検定のうち検定職種を1級又は2級配管(建築配管作業)とするものに合格した者 |
リンク先 | 日本環境整備教育センター |
2020年度の受験実施スケジュールを以下に記載します!
試験日時 | (令和2年)2020年7月5日(日) |
受験手数料 | 22,500円 |
受験資格 | 上記 |
受付期間 | (令和2年)4月6日(月)〜5月22日(金) |
リンク先 | 日本環境整備教育センター |
浄化槽施工をする事務所に必須の資格!
浄化槽設備士は、浄化槽設置工事にあたって必須の国家資格となります。
試験は学科試験と実地試験がありますが、特に学科試験の方は4択と難易度は低めです。ですので、同じ年度に浄化槽管理士を受験する予定の方は、予行練習がてらに受験するのも良いかもしれません。
浄化槽管理士と同じく少し受験料は高めなので、1年での取得を目指してください!
- 浄化槽設置業者は必須
- 浄化槽管理士の受験予定者にもオススメ
これ読んどくぎゃお!