本記事では、インテリアコーディネーターで使用する色鉛筆の選び方を紹介するにゃん。
18色まで持ち込めるらしいぎゃお!
基本さえあれば、18色より少なくてもいいにゃん。
大事なのは、課題演習を通して、自分のカラーを決めることにゃん。
ぽんぽこ。セレクト この色で大丈夫!
インテリアコーディネーター2次試験において、色鉛筆は18色まで持ち込んでも良いとされています。
製図課題は毎年違いますが、描く要素は変わりません。
本記事を参考にしながら、自分のアレンジ色・好みを見つけてみてください!
必須の12色!
必須の12色をリストアップしました。
また、2次試験で描画を求められる多くは下のようになります。
- 床材
- 家具(棚、ソファ、椅子)
- 木材
- 照明
- 植物
- 小物
- 寝具(シーツ、枕など)
- ガラス
- 家電(テレビ)
- カーテン
- カーペット
これらに、色を当てはめていかなければなりません。
2次試験の過去問や予想問題集の解答例なども参考にし、決定しましょう!
茶色系:2色 ▶ 床・家具・木材
2次試験において、使う頻度が高い色の1つです。
家具や植物、幅木などに使用します。ただ床材は次の黄土系を使用することをオススメします。
濃淡の2色を用意することで、家具毎での使い分けや陰影を付けるなどに使えます。
黄土系:2色 ▶ 床・家具
2次試験において、もっとも使う色です。
床材の着彩を中心に、パイン材など明るめの木材を想定した家具に使用します。
黄土系を床材に使用することで、家具の茶色がハッキリし、纏まった印象になります。
コーナー部の陰影は黄土系の2色もしくは、茶色を使って表現してみましょう。
黄色系:1色 ▶ 照明
照明計画は必ず出題されますので、用意しておきましょう。
明るめ黄色を選んだ場合、あまり目立たちません。
アクセントを付けたい人は、少し明度の低いものを選んでみましょう。
青色系:2色 ▶ 家具・小物・シーツ・ガラス
ガラスや寝具(シーツ・枕)など、白や透明のマテリアルを表現する時に使います。
また、小物のアクセントカラーとしても使えますし、黒だと印象が重くなりそうなときは濃い青を使ってみましょう。
緑色系:2色 ▶ 植物・カーペット
主に植物に使います。2色使うことで、大型、小型の植物で描き分けることができます。
また、カーペットに使用することで、植物と調和した柔らかい部屋のイメージを作ることができます。
灰色系:2色 ▶ ソファ・椅子・大理石タイル
キッチンや冷蔵庫など、無機質なイメージに使うことができます。
灰色系は椅子のカバーなどとも相性が良いです。
また緑寄りの灰色があると、ソファなどの表現の幅も広がります。
黒色系:1色 ▶ テレビ・小物・影の表現
テレビや影の表現に使います。
フローリングの目地はシャープペンシルで、家具や床の陰影は筆圧や明度の違いで表現すると思います。
しかし、家具が密集するところや壁際などに黒を使うことで、キリっとした印象を与えることができます。
残りは好み色で!
必須の色が12色なので、あと6色を加えることができます。
アクセントカラーとして、自分の好みの色を加えましょう!
上の必須色には赤色系がありませんので、1色以上を足すことをオススメします。
実際に使った色鉛筆を紹介
筆者はステッドラー社の色鉛筆を購入しました。
24色と36色の物を選びましたが、36色の物で十分揃います。
24色の物は色鉛筆の形状が三角形になっているなど、色以外の要素も選んだ理由となります。
文房具店や雑貨店で実際に見て、自分の好みの色を選ぶのもオススメです!
2次試験受験難しい方は
製図経験が無い人や、自分で時間を作ることが難しい人は通信講座を受講することをオススメします。
試験に不合格となり、勉強期間が1年延長された場合の機会損失や受験料を考えると、通信講座を受けた方がコスパが良いと思います。
勉強中にモチベーションが下がってしまった人も、きっかけ作りに通信講座は最適です!
ハウジングインテリアカレッジ
建築士とインテリアコーディネーター試験に合格実績がある通信講座です。
1次試験兼用はもちろん、2次試験のみのコースもありますので、悩んでいる方は検討してみてください。